続き→ トップへ 短編目次 長編2目次 ■狂気4 ※R18 「や……」 両足を大きく開かされ、一番大事な箇所を晒される。 「ほら、少し勃ってるぜ……ここは、どうだ?」 「ん…やだ!……やめ……」 「気持ち良いな。暖かいし、よく濡れてる……」 音を立てて谷間の奥をかき混ぜながら、エリオットは身体を上げ、私にキスをし、 涙を舐め取った。私はというと、もう抵抗する気力も失せて嗚咽している。 久しく誰も触れていなかった突起に触れられ、ビクッと背がのけぞる。 指の腹で転がされ、執拗に愛撫されると、全身が熱くなった。 「ん……やん……」 「おいおい、声が媚びてきてるぞ。そこまでご無沙汰だったか?」 「やだ……っん……」 片足をお腹につくくらい持ち上げられ、×××をあらわにさせられる。 羞恥で熱が上がり、同時に、覚えのある熱が内でもたげ、期待に震えた。 「そんなに急かすなよ。久しぶりなら、多少準備ってもんがあるだろ?」 「……ん……んんっ……あ……」 そして覚えのある鈍痛と奥底の快感。指をゆっくりと沈められ、緩慢に慣らされる。 「はあ……あん……ダメ……や……」 もう快感か羞恥か恐怖か区別がつかず、惰性のように泣いてイヤイヤと拒む。 エリオットは、なだめるように気持ちいい箇所に触れ、胸を愛撫し、キスをする。 「ん……んん……」 身体が熱い。我慢出来なくて、どうにかなりそうだ。 「エリ、オット……」 涙でぼんやりした視界で三月ウサギを見上げる。 エリオットはかがんでキスをし、私の両目の涙を舐め取った。 「そろそろ、いいな……」 「っ!だ、ダメ、嫌です……っ!」 けどエリオットは素早くベルトを外し、前を緩めた。 晒され、見せつけられた×××に頭が上手く動かない。 「……いや……っ!」 「ナノ……」 足を抱えられ、ゆっくりと先を押し当てられる。 「ん……ぁ……ダメ、止めて……っ!」 「もっと力を抜け、おまえが痛くなるだけだ」 そう言われて力が抜けるはずがない。 「い、痛っ……やああっ!」 こちらの悲鳴を無視し、エリオットが押し入って来た。 少しは反応しているとはいえ、こちらはその気では無い。 これ以上は無理だと身体が悲鳴を上げる。 エリオットはゆっくりと慣らしながら腰を進める。 「まだ半分も行ってないぜ。いいから足の力を抜け」 「痛いっ……エリオット……お願い、嫌なんです。許してください……」 「はあ、はあ、あ…俺を、拒まないでくれ……くそ……」 「あ、ああ、や……あああっ!」 強引に深くまで押し入られ、引き裂かれるような激しい痛みに涙があふれる。 でもそれを全て無視し、エリオットは動き出した。 「ナノ……ナノ……っ」 「あ、や、ああ、や……っ」 揺さぶられる。他には何も出来ない。 足を抱えられ、下を顕わにされ、何度も何度も貫かれる。 私は声を上げて拒否を伝え、出てほしいと訴えたが聞かれることはなかった。 「ああ、ナノ……ナノっ!おまえが……おまえのことが……」 エリオットは私の名を呼びながら、私の懇願の全てを無視する。 キスをされ、大きく開かされた下半身に手が入り、乱暴に愛撫される。 彼の汗がこぼれて私の身体に落ち、また流れていく。 「……痛……っ」 行為の痛みとはまた違う。 足を抱えられ、激しく揺さぶられ、テーブルの脚に頭を強打してしまった。 「……っ!」 傍からは間抜けな光景だけど、こちらは視界がちかちかするくらい痛かった。 エリオットが笑い、慰めるように抱き寄せてキスし、また揺さぶる。 「可愛いぜ……はあ、おまえが……好きだ……っ」 私はもう声さえ枯れ、翻弄され、揺さぶられるままになっているしかない。 ……あと、ガンガンと頭をぶつける。 「勘違いだと思っていた……似た背格好の女で代用しようとした。 ……でも、いくら激しく抱いてもおまえじゃない。 目が覚めて、横におまえがいないと分かると腹が立って……撃った」 それは、その子も飛んだとばっちりと言うか……。 「ナノ……もう離さねえ……おまえが……」 エリオットは寸前なのか、前以上に激しく揺さぶってくる。 ――あ、あ、ああ、やだ……あ……。 ……あと、場所を変えてくれないので、またテーブルの脚に頭をぶつける。 脳しんとうを起こしそう。 「はあ……はあ……ナノ……っ!」 余裕のない荒い息づかいとますます早くなる抽送。 折る気かというくらい脚を抱えられ、噛みつかれそうなくらいに胸を愛撫される。 私はもう涙も悲鳴も上げる気力はなく、ただ痛みに耐えている。 「ナノ……ナノ……っ!……っ」 そして、ひときわ激しく名が呼ばれ……内に熱いものが放たれる。 「…………っ」 そして私の視界も一瞬だけ白く染まる。 「はあ……はあ……」 全てを放ち、脱力して私の上にのしかかるエリオット。 髪を優しく撫でられ、首筋にキスをされる。 「すごく良かったぜ……最高だった……」 エリオットは満足そうだ。 私はというと返事はせず、うつろな目で天井を見上げていた。 4/7 続き→ トップへ 短編目次 長編2目次 |