「じゃあ、行ってくるから。」


『………はい、』



烏森に夜行みんなで行く、なんて言い出した。


でも私は、お留守番なんでしょ?


頭領。




「ははっ、すぐに迎えにくるから安心して。」



『はい。』



嘘つき。


迎えにくるなんて、
任務が終わって帰ってくるってことでしょ?



『あの、頭領?』



「ん?」



『……閃ちゃんは?』



だから、あたしは一緒にいけないから、せめて挨拶だけでも。





×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -