「っ、閃…ちゃあ!」
「こ、ら……力抜け。」
少し、幼さが残った男女の声が聞こえてくる。
「や、むり!」
「無理じゃねぇよ、ホラ。」
「閃ちゃん、だめ!」
少女の声に反応した少年は
「ここか。」
ニヤリと笑い、ぐっと指に力を入れた。
「…ん、はぁ」
「……やば。」
「え?何が?」
「(マッサージでこんな色っぽい声出しやがって。)」
わざとか?
(俺、我慢しろ!)
(閃?)
(…やっぱ無理かも。)
(閃、聞いてる?)
(マッサージのお礼、キスな。)
(はぁ!?////)
マッサージに弱い主人公とマッサージが上手すぎる閃ちゃん。
おいしいw