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「まったく、これじゃー捨てられたも同然だな…お前に至っては腹違いの妹なんだろ?この髪色は生まれつきか?おめーらの親の面が見てみてーぜ…」

蘭の話を聞いたおじさんはあたしと新一の頭を撫でながらいう

「ん―?まてよ、おまえらの顔といいこの髪色どっかで…」

やば…

「あれは…確か、蘭が小学生の頃…」
「「あ…あ…」」
「今夜8時頃、観光客でにぎわう赤鬼村火祭りの矢倉の中から男性の焼死体が発見されました…遺留品などから、死体は根岸正樹さん42歳と判明!!」
「な!?」

おじさんの知ってる人なのかしら?
あたしと新一の頭を撫でて昔のことを思い出そうとしていた時、おじさんはニュースに反応しこれでもかという程凝視している

「なお、警察では他殺の可能性が濃いとして引き続き調査を…」
「なんだとぉ!?」
「へ?」
「?」
「た、確かにこいつだ…まちがいない…」
「ど、どうしたのお父さん…知ってる人?」

あの反応の仕方は尋常じゃないわね…
ブツブツ何かをいっているおじさんに不思議そうにおじさんに蘭が聞く

「知ってるどころか、オレは3日間この男のそばにいたんだよ…」
「み、3日間って…」
「「「ま、まさか!?」」」
「そうだ…オレは昨日まで尾行していたんだ…この男をな!!!」
「「「え〜っ!?」」」

衝撃の事実を知った蘭、新一、あたしの3人は驚きのあまり声をあげていた

→あとがき


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