―群馬県赤鬼村火祭り―
「「「ワアアア」」」
「ん?」
「「「きゃぁぁぁ…」」」
ー…
「ハッハッハッ!!いやー、楽な仕事だったなー!!3日間男を見張っていただけで50万!!こんな割のいい仕事もあるんだな!!」
「よかったね!仕事くるよーになって!」
ホント。よかったわねー、
あんな尾行じゃない尾行をして50万稼げるなんて…
何か訳があるのかしら
「そーいえば柚香ちゃんとコナン君がウチに来てからね!仕事がうまくいくよーになったの…」
「「え…」」
何やら考え事してたら話が危うい方に…
まさか新一がおじさん眠らせて推理してるなんていえないし…
「もしかして、柚香ちゃんとコナン君が幸運を運んで来てくれたのかな?」
「「ハハハ…」」
笑って誤魔化すしかないわね
内心蘭が鈍感で良かったと思った瞬間だった
「ちっ…このガキどもいつまで預かってる気だ?こいつらの親、まだ入院してんのかよ?」
「そ、それが…きのう阿笠博士の所に行ったら…」
―…
「い、いや。もう退院したんじゃが…その後急に海外に転勤が決まって、昨日出発してしまったんじゃ!!」
「え―、柚香ちゃんとコナン君をおいて〜?」
「む、向こうで落ち着いたら連絡するといっとったぞ!!」
―…
「それで、またのこのこ預かって来たわけか…?」
「だってかわいそーでしょ?柚香ちゃんとコナン君、行くトコないんだもん…」
「フン…まあ構わんがおまえが面倒みるんだぞ!!」
「うん!」
博士…毎回理由考えるの大変ね
蘭に聞かれる度に毎回理由を考えている博士を少し哀れんだ