FILE.7
「どうかしましたか!?」
「あ…あ…」
「「「「!?」」」」
「こ、これは!?」
「「きゃあぁあ」」

自宅の玄関を開けた沖野さんの様子が明らかにおかしくなったのに気づいてかけつけると、そこには男の死体があった

「け、警察だ…警察を呼べ!!」
「ま、まってください。探偵さん!この事がマスコミに知れたら彼女のスキャンダルに…!!」

おじさんが警察を呼べというと山岸さんが必死で止めようとする
それは、沖野さんのスキャンダルとなりマスコミ知られたら彼女のイメージが悪くなるから

「ど、どうしてわたしの部屋でこんな…」
「なんとか内密に捜査を…」
「そ、そうですな…このことは内緒に…」

…ちょっと
山岸さんと笑いながらいうおじさんをそれでいいのかと思いながら睨む

「―なんて、バカなことができるかー!?これは殺人事件だぞ!!!蘭!!警察に連絡だ!!」
「はい!!」

このまま本当に警察を呼ばないのかと思ったらおじさんはさすがに山岸さんに怒鳴りこんで蘭に警察を呼びに行くように指示した



ちぬられたアイドル



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