FILE.6
「うおー!すごいマンションですなー!!!さすが、沖野ヨーコさんのお住まいだ!!」
「ダ、ダメですよ、そんな大声出しちゃ!彼女がここに住んでいる事は秘密なんですから!!」
「あ…しーっ!しーっ!」

貴方のことよ…
沖野さんのマンション付近に着くとおじさんが大声を出して山岸さんに注意されたおじさんはあたし達に注意してくる

「ほー、25階ですか…」
「ハイ…眺めがとってもいいんですよ」

わー。確かに眺めいいわね
25階に着いて外を見てみると絶景だった

「さあ、どうぞ中に…」
「ヨ、ヨーコどーした?」
「あ…あ…」
「「「!?」」」」

自分の部屋の鍵を開けて入ろうとしていた沖野さんの異変に気づいた山岸さんが声をかけると沖野さんは真っ青になって後ずさりをしている

「どうかしましたか!?こ、これは!?」
「「きゃあああ」」

慌てて駆け寄るおじさんに続いて、あたし達も部屋を見るとそこには包丁で背中を刺された男の姿があった―…

→あとがき


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