「ーわかったな?金は百神井公園のベンチにおけ!!いっとくが、サツの気配がしたらガキはその場で殺す!!」
「ーあ、晶子は無事か〜!?」
「ああ…金が入れば返してやる…」
「ーた、頼む。もう1度…晶子の声を…」
望が屋敷に戻っている頃、犯人は依頼人に電話をして金をもってくるように話していたが、依頼人が誘拐された女の子の声を聞きたいといった途端電話を切ってしまった
「これで商談成立…おまえの役目も終わりだ…悪いが、死んでもらうぜ…おまえには、顔を見られちまったからなー…」
「んーっ、んーっ!!」
「まてっ!!」
「!?だ、誰だ!?どこにいる!?」
「ここだ…」
「なっ!?」
オレは望と別れた後、誘拐された女の子のいる学校の倉庫にいた
「もう大丈夫だ…」
「あなた…誰?」
「工藤新一…じゃなくて…江戸川コナン!!探偵さ!!!」
…やっべ、本名いいそうになった
連れてきた犬が犯人を倒してる間にオレは縛られてる女の子の縄を外しながら質問に答える
「た、探偵…?」
「!?ジャ、ジャンボ!」
「なめんなよ。クソガキ…」
…チッ、やっぱり犬だけじゃダメだったか…
女の子の縄を解き終わった頃、犯人に犬が殴られて倒されてしまった
「!?わっ!!」
くそっ…
体が小さくなったせいで、力が全然出ねぇ…
体力がなくなって何をしても犯人に止められる為、意味がなかった
「!?」
これなら…
どーだっ!!!
…ダ、ダメだ!!
近くにあったサッカーボールを見て犯人に当たるよう蹴ったが、それも止められてしまう
「クックック…」
ちくしょう…
キック力までなくなっちまってる
…これじゃあ…犯人を追いつめても…捕まえられねーじゃねーかよ!!!
「クックック…」
「コナン君っ!?」
「クックック…そろそろとどめをさしてやるか…1人殺すのも2人殺すのも同じだからな…」
く…くそぉ…
→あとがき