FILE.4
「いえ!!晶子はどこだ!?さっきの奴はおまえの仲間なんだろ!?」
「そ、そんな…」
「あ…日向ちゃん!?コナン君!?」

女の子はどこの学校の倉庫にいるのかしら
依頼人が麻生さんに問いつめている時、あたしと新一は犬に乗って女の子を捜す為に屋敷から出て行った

「あんなガキ共、ほっとけ!!」
「で、でも…」

「犯人はたぶん、まだこの辺りにいるわ!」
「ああ!誘拐されてからあまり時間がたってないし、女の子を連れてそう遠くにはいけないはずだ!!」
「煙突といえば工場か銭湯よね…」
「この近辺で、煙突の見える学校五か所だ!!急げ!!」

煙突の見える学校は五か所…
本当にしらみつぶしに捜すしかないようね
犯人は遠くにはいっていないと考えたあたし達は犬に乗って捜し始める

「ちがうわ!!」
「ちがう!!」
「ここでもないわ…!!」

全部ハズレじゃない…
どこよ!?いったいどこに…
五か所全部捜したけど女の子は見つからずどこにいるのかまったくわからない

「どうするの…?煙突の見える学校は、もう残ってないわよ」
「やっぱりこの辺りにはないのか…?!?」
「ちょ、ちょっと待ってよ!!」

五ヵ所全部捜しても見つからず犬から降りて休憩してた時、新一は何かを見つけたのかまた犬に乗って走りだした

「!!」
「ちょっと行くなら一言いいなさいよ!」
「!!望はおっちゃん達を呼びに行っててくれ!!女の子のいる場所は二ツ橋中学だ!!オレが犯人捕まえとくからよ!!」
「…全く。あたし、いつから新一のパシりになったのかしら?」

まぁ、今はそんな事いってる場合じゃないわ
新一に指図されるのはアレだけどおじさん達にいいに行かなきゃ…
そうね、新一は女の子が見つかったらシメてあげないと
そうして犬にまたがりあたしは新一がいった通り屋敷に向かった


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