FILE.1
「う、うるさいお前らの組織がやってることに比べればワシらなんて」
「それ以上はいわない方が身のためですぜ」
「だまれ!!このハイエナどもめ!!」
「「…」」
「探偵ゴッコは…そこまでだ!!」

ドカッ

「!?」
「望!ぐっ!!」
「ひええっ」
「ア、アニキ」
「こんなガキどもにつけられやがって」
「こいつら殺しやすかい!?」
「いや拳銃はまずい!!さっきの騒ぎでサツがまだうろついている!!こいつを使おう組織が新開発したこの毒薬をな…フフフ、なにしろ死体から毒が検出されない完全犯罪が可能なシロモノだ!!まだ人間には試したことがない試作品らしいがな」
「アニキ、早く!!」
「オウ…あばよ名探偵達!!」

か、体が熱い!!
まるで骨が…溶けてるみたい
だ、だめだわ…
取引に夢中になっていたために新一とあたしは背後から近づいてきた男に気づかず、
殴られた上に薬を飲まされそのまま意識を失った…


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bkm
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