「も、毛利さん…どうするんですか?これから…」
「死人がでちまったんだ…とりあえず、警察が来るまでここで待機するしかねーだろ?」
「でも、信じられないよ…雅美さんが広田さんの娘じゃなかったなんて…」
「警察が調べたんだ。まちがいない!!」
「でも…」
「!?」
「どう…?」
蘭がおじさんと話している間、新一は遺体の血に触っていて、あたしはその様子を聞いた
「まだ死体があったかい…血も生乾きだ…それに、10億円の大金を持ってるんだ…犯人はまだ遠くには…」
「!?」
そういえば、さっきエレベーターですれ違ったあの女性って…
髪型や雰囲気は違ってたけどあの体格と荷物の量!
もしかしたら…
「コ、コナン君!?柚香ちゃんっ!?ちょっと、どこ行くのよ?」
「見つけたのよ!!」
「雅美さんを!!!」
「え―っ!!」
早く雅美さんを追いかけなくちゃ…!!
雅美さんを見つけたといって走り出すあたしと新一を追いかけてきた蘭は雅美さんを無我夢中で追いかける