でもどうして!?
雅美さんの時計についた発信器を頼りにあのパチンコ屋に行き着いたのに…
どうして彼女じゃなくあの人がいたの!?
も、もしもおじさんのいうとおりこの人が犯人で雅美さんの時計を身につけていたとしたら…
彼女はもうすでに…殺されているわ!!!
「だいたい、あんたは探偵という仕事をわかっちゃおらん…」
「はあ…」
「「…」」
いやいや…まだ結論を出すには早すぎるかも
広田さんが殺されている、という最悪の考えを否定しておじさんがサングラスの探偵に説教している隙に新一と目で合図し外に出る
「そもそも探偵というのはなー…」
「とにかくあの大男を捜さねーとな」
「ええ」
よーし…今度こそこの追跡メガネで奴の居場所を…
「あれ?そっか…電池切れてたんだっけこれ…」
「…それなら大男を追いかける前に博士の家に行かなきゃいけないわね」
「だな」
どうして充電式なのよ…手間かかるわね
追跡メガネの電池を切れていたことをすっかり忘れていたあたし達は大男を追いかける前に再び追跡メガネを使える様にするため、阿笠博士の家に向かうのだった