「楽しかったね!!次はジェットコースター乗ろうよ!!」
「あたしはいいかな。2人で行ってきなよ」
「あ、そっか。なら違うのにする?」
「何いってんのせっかくの遊園地なんだから楽しまなきゃ」
「いいのかよ?」
「何が?ここで本読んで待ってるからほら早く!」
翌日。新一と蘭とあたしの3人でトロピカルランドに来た
ジェットーコースターに乗ろうという蘭にあたしは遠慮して事情を知ってる2人は気を使ってくる
こうなることは予測していてこんな時のために最新刊の推理小説を持って来たのだから2人には乗ってもらわないと持って来た意味がなくなってしまう
「終わったらすぐ戻ってくるから!」
「迷子になるんじゃねーぞ!」
「はいはい。行ってらっしゃい」
蘭じゃあるまいし待ってるだけなのに迷子にならないわよ…多分
ミステリーコースターの中に向かって行く新一と蘭を見送り新一にいわれた余計な一言にカチンと来たが壁にもたれて推理小説を読み始めた
「どけどけ警察だ!!」
「あれ?目暮警部なんでこんなところに」
「ん?望君じゃないか!!事件だそうだ!!ちょっと一緒に来てくれ!!」
「え!?ちょっと」
急展開すぎるわよ目暮警部!!
事件ってなに、あたしここで本読んでただけだから!!
本を読み始めてしばらく経った後周りが騒がしいと思えば目暮警部に声をかけられ事件が起きたとかでそのまま腕を掴まれ中へと連れてこられた
誰か状況を説明してほしい
新一と蘭大丈夫かな