FILE.13
「す、すげ―!!」

確かに凄いわ
新一が博士に貰ったメガネを使うとメガネのレンズが点滅している

「この点滅してるのは?」
「近所のノラ猫にこれと同じ発信器を付けたんじゃ!!その位置だと2キロ東のゴミ捨て場にいるな…この発信器を付けておくと半径20キロ以内ならどこにいても居場所がわりだせる…普段はここに付けておけばいい…」
「へー。シールになってんだ!!」
「博士ー…もちろんあたしのも作ってるわよね?」

忘れてる訳ないわよねー、博士は(自称)天才なんだから
何か存在を忘れられてるような気がしたから盛り上がっている2人を睨んだ

「つ、作ってるに決まっとるわい。望くんのはこれじゃストラップ型バット(対犯人用)をな」
「…」

博士は少しタジタジになりながら操作方法を教えてくれた
新一は何か怯えてるけど…どうしたのかしら

「どーやって使うの?
「バットを持つ部分があるじゃろここをおせばホラ」

ニョキーという効果音が出そうな感じでバットが伸びる

「止める方法は?」
「止めるには押したとこと同じボタンを押すんじゃよ。最大まで伸びたら自動で止まるがな、さらに持つ部分の裏にある小中高のボタンは男性の小学校から高校生の威力まであがることができるんじゃ。いつでも使える様にこの前渡した通信機につけたといた方がいいぞ」

へー、これなら新一がいなくても犯人を倒せるわね
あたしはバットを元のサイズに戻して博士がいった通りミュージックプレイヤーにつけた


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