1.黄瀬くんへ。いつかきみがボクにひそやかに話してくれた恋は、うつくしく育ちましたか。それともたおやかに枯れてしまいましたか。どちらであっても、今きみが幸いであることを願ってやみません。
しっかり封をした真白の封筒を引き出しにしまう。今日もまた出せない手紙がひとつ増えていく。降り積もっていく。
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