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キセキ嫌いな黒子双子姉と高尾
「お前…黒子妹!!」
『………やっぱり取り消します』
「えっなんで琥珀ちゃん!!」

高尾がバスケ部に誘う
琥珀緑間が秀徳に居るの知らなかった

嫌いなんですよ。キセキの世代。
あ、苦手ではないです。嫌いなんです。
え?なんでって私の大事なテツヤからバスケを一時的にでも奪った人たちですから。
それに私のことテツヤの付属品みたいに黒子妹黒子妹とまあテツヤの付属品のようにですね。
ああすみません、熱くなってしまいました。

黄瀬くんですか。
落し物を拾って声をかけたら「俺のだから拾ったんッスか?」とか言われちゃってこっちは『は?』ですよね。イラッとしたのでその場で『余計な真似をして申し訳ありませんでした。どうぞご自分で』ってご丁寧に再度同じ場所に落としてあげましたけど。その次の日、どうやらテツヤの姉ということがバレまして。ええ、とても笑顔で「琥珀っちー!」と奇妙で不名誉な呼称で呼ばれました。無視しましたけど。

青峰くん。ああ、青峰くん…。
…まあ、彼にも色々あるんでしょう。バスケに関してはとやかく言うつもりはありませんよ。この前久しぶりに見かけたらとても極悪面でしたので存在感のなさをフル活用して回避させて頂きました。
ただ!ただ彼に胸を揉まれたのは一生恨んでやるつもりです。…え?ああ、揉まれました。触られたのではなくこう…ぐっ、と掴まれました。その上で「黒子妹、お前細ぇくせに意外と胸あんだな!これは…Bか!!」と。ぶっ飛ばしてやろうかと思いました。私はし、…おや失礼しました。

紫原くんはですねえ、可愛らしいんですよ。すごく可愛らしいんですけど。
事あるごとに私を抱き上げるのをやめて欲しいんです。
「黒子ちんちっさー」とか私が一番分かってるんですよ!!そしてコンプレックスなんです触れないでください!女の子は小さい方が可愛いとよく言われますが限度があるでしょう。限度が!145センチギリなんですよ、不便で仕方がない…なに笑ってるんですか高尾くん。怒りますよ。激おこです。
あと私の頭の上でお菓子を食べるのやめて欲しいです。大体お菓子のカスが頭の上についてるんですよ。

緑間くんは変人ですよね。あ、知ってました?高尾くん少し笑いすぎですよ。
「今日お前の星座は占い最下位だったのだよ、だからこれを持っていろ」とメガネのブリッジをあげながら手足がボーダーで異常に長い人形の1.5mサイズを差し出してきた時はどうしようかと。
持ってろと?学校で?この人形を?私の全長より長いのにそれを引きずって歩けと?馬鹿なのか、と。頭のいいくせに馬鹿なのかと!…ええ、丁重にお断りさせて頂きました。
人事を尽くす姿勢と、努力家なところは好感が持てますけれどもどうして彼は時たまネジがぶっ飛んだのかと思うぐらい馬鹿なことをしてしまうんでしょうかね。

赤司くん…。
この人はありえない、と一番思ったのは高校受験のときですね。
進路希望を出して居なかったので個別に出しに行ったら担任だった先生に「え?黒子さんもう出てるよ?」と言われまして。
そのときテツヤは別のクラスだったので混ざることはないはずだったのではて?と思って見せて貰ったんです。
…そうしたら、第一志望洛山高校第二志望洛山高校第三志望洛山高校となっていて。
もう意味が分からないですよね。それもう第一から第三まで書く必要ないじゃないですか!って。
で、嫌に綺麗な字で。部誌で見たこともあったので『ああ、これは赤司くんだな…』と。
後日なんでこんなことしたんですか、と本人に問い詰めたら「くるだろう?俺が頼んでいるのに来ないのかい?」と逆に問い詰められました。
なんで行くと思ってるんですか。しかも別にそれ頼んでませんよね事前に頼まれた覚えもないです!と。
…ああまあ、無事秀徳に通うことができましたよ。


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