短編 | ナノ

髪の毛フェチ



(※会話文)


「おはよう俺の麗しの黒髪!!!」

『誰がお前のだ!触るな吹っ飛ばすわよ!』

「お前に吹っ飛ばされるなら本望だ」

『キリッとすんな、黙れ変態』

「あっ、でもせめて一束だけでも…!」

『話を聞…っだから触らないでってば!』

「ほんとお前の髪の毛イイ…っ!マジ俺のドストライク!その程よく風に靡く長さとかツヤとかもう、もう…由孝死んでもいいくらい…っ!」

『じゃあもうひと思いに笠松に蹴られてきてよ…』

「どうせならお前の髪で首絞めて欲しい」

『もう森山ほんと黙れ。…髪の毛切ろうかな』

「えっ?!」

『だって森山うるさい…』

「駄目!ごめん極力我慢するからお願いします切らないでください!」

『ちょっ、土下座?!』


髪の毛フェチな森山くん
「一日一撫でくらいは許してください………」






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