その手をつかんで

あとがき


その手をつかんでに最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
皆様に支えられてここまでやってこられました。
拍手を送ってくださった方々、コメントをくださった方々、本当にありがとうございました。

at the time of choiceのIF続編という位置付けの作品ですが、気付けば独立してひとつの長編になれるくらいの長さに。
これには私自身も驚いています。
よくぞここまでのお話になってくれました。

この作品については、皆さまにアンケートにもご協力いただきました。
ご協力くださった方、ありがとうございました。
結局このような形で締めくくらせていただきましたが、皆さまから寄せてくださったご意見を参考に、自分なりに考えた結果です。
ラストは選択制に…とも考えたのですが、やめにしました。
それは、この作品で重要なこととして「選択すること」を語っているからです。
choiceで答えを選び損ねた――正確には伝え損ねた、でしょうか――主人公が、今度はちゃんと答えを出し、伝える、ということが大切だと思いました。
自分勝手にマルコを利用して、傷つけて、それでも、罵倒されてもいいとベルトルトを選ぶ。
それが大事なんだと。
ここで別の選択肢を用意するということは、私が主人公に逃げ道を作ることになるわけで。
なので、これが一番いいんだと、私は思っています。
ご期待に応えられなかった方々、すみませんでした。
(でも、そうなると、やっぱりここまで本編として扱ったほうが良い気も今更ながらにしてみたり…うーん、どこかのタイミングで扱いが変わっているやもしれません 笑)

さて、本編の方は、まだしばらく凍結です。
というのも、本誌の方が全く彼らの行方に触れてくれないから…!!
どうなったの!?
三人はどうなったの!?
アニはどうなるの!?
みんなはどうなるの!?
知りたいような知りたくないような…
あわわわわ…
ともかくも、もう少し話の先が見えるまでは進みようがありません。
ドキドキしながら待ちます。

それでは、重ねてになりますが、ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
今後とも当サイトをよろしくお願いいたします!





(20140927)


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