「で…もっ…」「俺…じゃあかんの?」低く優しく囁いてあげれば燐は目を丸くして、快楽とはまた別に頬を染め上げた。「ち…がっ…」「やったら…声我慢せんで…?」燐の首筋に志摩は歯を立てた。

「んっ…ぁ…れんぞ」「かわえぇ…かわえぇよ燐」首筋をかぷかぷ噛みながら 舌を這わせるだけで不馴れな燐の身体は面白いほど反応する。「恥ずかしがらんで…?もっと燐の声聞きたい…」

「れん…っ…うっ…ぁ!」志摩の手が燐のを激しく扱く。双丘をゆっくり揉みしだきながらいい具合に強弱をつけて扱かれ、燐はせりあがる快感に喉を反らせる。白い喉がひくひくと震えた。

「ふふ…燐気持ちええの…?」 妖艶に微笑み目を細めて扱く手を早める志摩。「ぁ…や…れんッ…れ…んっあぁ!」「イってもえーよ…。」イき?と感じてぷくりと主張している突起にしゃぶりつけば燐は行き場のない快感にがくがく痙攣して 嬌声をあげながら目をぎゅっと瞑った。


刹那燐の頭が真っ白になって、身体の奥からせりあがってきて、次いで吐き出される熱。そして襲った脱力感。涙でぼやける視界に映ったのは、此方を優しい眼差しで見つめる志摩の顔だった。




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