燐の下着をゆっくり脱がすと、既にそれは先走りでてらてらと淫猥に光っていて。「燐…、もう感じてしもたん?」「ぅ…っるせ…」水の膜の張った瞳を逸らして眉根をきゅっと寄せて志摩を見返す燐。どうしよう…堪らなく扇情的だ。

「燐…じっとしいな…?」「え……、っ!」胸の突起を手で弄るのをそのままに、先走りで濡れている燐自身に舌を這わし、そのまま口でくわえこんだ。「や…っ!ぁ…れん…ぞ…っ」じゅる、と口淫をしつつ、舌先で亀頭をなぞる。

「ひ…っ……、ん…」カリ部分を甘噛みしながら陰茎も舌でなぞる。そのたびに初めての快感に耐性のない燐は細い腰を震わせては愛液を吐き出す。志摩から与えられる快感にどうしたらよいのか分からない燐はシーツをぎゅっと握ったままただ耐えていた。

「燐…声我慢へんで…?」「っん…!」くわえられたまま喋られて、刺激に燐は目をぎゅっと瞑り、シーツを握る手に力を入れる。行き場のない快楽に燐は声を洩らすまいと、自分の手を噛み耐えていたが 志摩が口淫を一端止め、やんわりと燐の耳許で囁いた。

「燐…声聞かして?燐の声聞きたい…」「ゃ…だ…、…は…、っ…ず…かし…」唇を震わせて息継ぎを繰り返す燐。こんな燐を見て我慢が出来る訳がない。もっと…、燐を虐めたいという衝動に駆られてしまう。



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