支援C
ロ｢…！誰だ｣
ガ｢うわっ、なんだ！？｣
ロ｢…っ…ガイアか。
すまない、甘い香がしたから女かと勘違いをした｣
ガ｢…クロムから聞いてたが、アンタよっぽど女が嫌いなんだな｣
ロ｢……。すまない。本当にこれだけはダメでな｣
ガ｢…ん、いや気にするなって。…あぁそうそう、俺ロンクーに用があったんだ｣
ロ｢用？｣
ガ｢ああ。さっきクロムにアンタを呼んで来るように言われたからな。伝えに来たんだ｣
ロ｢…そうか。分かった、感謝する。用はそれだけか？｣
ガ｢ああ。…じゃ、また軍議でな｣
ロ｢あぁ｣
支援B
ガ｢…うーん、やっぱ糖分だよな｣
ロ｢ガイア｣
ガ｢！うぉ、ロンクー｣
ロ｢…また菓子を食ってたのか｣
ガ｢まぁな。菓子は俺の命みたいなもんだから。…ん？｣
ロ｢?…あぁ、この袋か？リズが作った菓子らしい。軍の奴等に配っていたのを貰ったんだ｣
ガ｢な…なんだって…！…くそ…俺は貰い損ねたのか…｣
ロ｢……。…ガイア、これいるか？｣
ガ｢えっ…いいのか…！？｣
ロ｢あぁ。リズには悪いが、俺は甘いものは苦手でな｣
ガ｢あ、ありがとうなロンクー！感謝するぜ！｣
ロ｢…はぁ…。食い過ぎには注意しろよ｣
ガ｢分かってるって！｣
支援A
ロ｢ガイア｣
ガ｢あぁ、ロンクーか。どうした？｣
ロ｢さっきの戦闘ではお前に助けられた。…礼を言う｣
ガ｢気にすんなよ。それに、この間アンタには菓子貰ったしな｣
ロ｢そうか…。お前は本当に甘いものが好きなんだな｣
ガ｢まぁな｣
ロ｢……。なぁ…ガイア、一つ訊いてもいいか？｣
ガ｢ん？なんだ｣
ロ｢…お前はなぜ…甘いものを口にしていると、時折悲しそうな目をする…?｣
ガ｢…！……。｣
ロ｢…ガイア…?｣
ガ｢悪い、ロンクー。その話は…やめてくれ｣
ロ｢…？おい｣
ガ｢…用事があるから失礼するぜ。じゃあな｣
ロ｢ぁっ、おいガイア…！
く…悪いことを訊いてしまったみたいだな…｣
支援ｓ
ガ｢…ロンクー｣
ロ｢！ガイア｣
ガ｢ロンクー、この間は…すまなかった｣
ロ｢いや…俺こそ悪いことを訊いたようだ…。すまない｣
ガ｢あぁ…いや、気にしなくていい。…それで…この間の質問なんだが…。答えるよ｣
ロ｢！しかし…｣
ガ｢……いいから聞け。これは俺からの依頼だ。｣
ロ｢…！｣
ガ｢…。
俺は、物心付いたころにはもう独りだった。
恐らく親は俺を捨てたんだろうさ。…俺の育ちは貧民街でな。…盗みを身に付けたのも貧民街でだった｣
ロ｢…｣
ガ｢…生きる為には、必死でなんだってしてきた。他の道だってあったかもしれないが…俺には盗みしか能がなかったからさ…｣
ロ｢ガイア…｣
ガ｢甘いものは、そんな俺の逃げ道みたいなもんだった。菓子を食えば、どんなに寂しくて潰されそうな時でも…心を埋めることができたからな。
…まあ、簡単に言えば依存ってやつだ。
気付けば俺は…今になっちゃ甘いものがないと駄目になっちまってた。…甘いものを食うとさ、思い出しちまうんだ。昔の自分を…。
顔には出てない自信があったんだが…どうやらロンクーは誤魔化せなかったみたいだな｣
ロ｢…そう、か…｣
ガ｢…。
ロンクーは…俺のこと、弱い人間だと思わないのか…?｣
ロ｢…弱い？
何故そう思わなくてはならない。
誰しも、心には一つ弱さを持っているものだと俺は考えている。しかし、弱さをお前は俺に話してくれた。…お前は強い奴だと、少なくとも俺はそう思うが｣
ガ｢…！強い、…か。ありがとうな、ロンクー。…こんなに自分の話をするのはお前が初めてだ。長々とすまなかったな｣
ロ｢いや…。話してくれて嬉しかった。…お前はずっと独りで生きてきたのか？｣
ガ｢……。
…そうだな。確かに俺は今までは独りだったかもしれない。
…けど…お前と話すようになって…俺は独りじゃないと、そう思えるようになったんだよ｣
ロ｢…なに？｣
ガ｢……ばか、まだ気付かないのかよ…。…好きでもない奴に、わざわざ俺がこんな話するかっての｣
ロ｢…！｣
ガ｢！…っあー…変なこと言ってすまない…｣
ロ｢変なものか｣
ガ｢えっ…｣
ロ｢俺、も……同じだ。
想っていなければ、お前のことを知りたいとも思わなかっただろう。…しかし俺は…お前と話す度に、もっとガイアを知りたいと…日に日にそう思う気持ちが強くなるのを感じていている｣
ガ｢え、なんかそれ愛の告白…みたいだな｣
ロ｢…な。そのつもり…だが｣
ガ｢！(赤くなる)｣
ロ｢…これからは、俺がお前を側で守る。お前を独りにはさせはしない、絶対に｣
ガ｢…っ……ロンクー……｣
ロ｢…好きだ、ガイア。…さっきの依頼の報酬だが、お前の人生の半分を俺に託してほしい。…どうだ？(赤くなる)｣
ガ｢…ロンクー…。
…ふっ、俺の人生、ね。悪くない。…あとから後悔しても知らないぜ？｣
ロ｢…フン、望むところだ｣
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色々おかしかったですが、捏造支援会話にお付き合い下さりありがとうございました(^o^)
この二人…なぜ支援無いのだろう…
ロンクーとの支援Ｓで頬を赤らめるガイアちゃん見たかったよ…