ちょっとしたおまけ☆
「そういえば光って私らが小さかったときのこと、あんまし覚えてへんのとちゃうかった?」
「は?何でや」
「何でやって…、小さい頃砂場でよう遊んだよなあって言うたら、記憶の断片にとかワケわからんこと言うてたやん」
「あー、あれ嘘」
「…嘘?」
「おー、嘘や。俺が忘れるわけないやろ」
「ほんなら何で嘘つくんよ!ちょっとだけ寂しかってんからー」
「おまえいじめるん楽しいからしゃあないわ」
「なんやのよ、それ…。てゆーかほんまに覚えてるん?」
「覚えとる言うてるやろ。せやな…、一緒に風呂入ったこととかも覚えとる」
「そこ!?だいたいそんなん思い出させんといてよ!何か恥ずかしいわ」
「小さい頃の話やんけ……。まあ、今一緒に入たってもええけど」
「ああああほう!!何ふざけたこと言うてんねん!」
「ふざけてへんわ。俺はいつだって真剣です」
「棒読みやんかっ」
「あーもう、うっさいで。…しゃあない」
「ちょおっ!手ぇ!」
「『俺はいつだって真剣です』ってこと、証明したるわ」
「は?証明?」
「今から家帰っておまえと風呂入っておまえと寝る」
「ちょっと!あほあほっ!何考えてんの!?」
「男に…いや、武士に二言はない」
「いやそこ言い直さんでええやろっ!…じゃなくて!」
やっぱり適わんわ
てか、本気で助けてー!
―――――
なんじゃこれ(笑)