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事実発覚



放浪組inイッシュシナリオ



「あ、ブラック達こんにちは」

ダイヤの声にダイヤと顔を合わせて話していたファイアは顔を上げ、手を挙げて短く挨拶する。
挨拶を返すブラック達が一緒にいる事に首を傾げていたダイヤだったが、その先に佇む人物に納得がいったように手をたたく。

「アララギ博士!お久しぶりです」
「あらーダイヤちゃんにファイア君久しぶりね、どう?イッシュは」
「遙々飛行機できて正解だった、ってとこかな」

「そんな社交辞令みたいな挨拶いいから、僕たちとバトルしようよ」

話に区切りをつけるように前にでたブラックに続いて、チェレン、ホワイト最後にベルとバトルの意を示す。しかし。

「博士、彼らってバッジ持ってますよね」
「えぇ今は五個だったかしら、それがどうかしたの?」

いやぁその、とダイヤは言葉を濁す。ダイヤはこうして放浪しているが紛いなりにもシンオウリーグチャンピオン。
他地方のチャンピオンとバトルするためにはその地方を制覇しなければいけない。
プライベートなら勿論その制約も無いのだが、チャンピオンの実力と五個のジムバッジのトレーナー‥‥‥‥
勝敗は目に見えている上、こう人が多い場所だといつリーグに報告が上がるか分からない。

「ちなみにダイヤ、仕事は」
「向こう一年のデスクワークはやってきた、チャンピオンの印に関してはシロナさんかプラチナ君でも可能だから一応連れ戻されないと思う」

ぼそぼそと会話する二人にブラックがしびれを切らしかけたその時。


「おうお前たち!元気にしてるか?」
「アデクさん!こんにちは!」

ベルの元気な挨拶にうんうんと頷き、アデクは全員を見回す。
そしてダイヤとファイアで視線は止まり。

「‥‥‥‥ん?君は確かファイア君だったかね」
「げっ」

ファイアの蛙をつぶしたような声に4人と博士は顔を見合わせ、ダイヤはひくひくと顔をひきつらせている。

「おお!やっぱりそうか!噂はワタル君から聞いている」

「ワタル後でブラストバーン、完膚なきまでに叩き潰す」

ファイアの口からとんでもない言葉が聞こえた気がした5人はギョッとしながらファイアに視線を集める。
ダイヤといえばチラチラと周りを気にしているだけで、ファイアの言動は気にしていない。

それに構わずアデクは続ける。

「一度手合わせを願いたいものだな!元カントーチャンピオンと現シンオウチャンピオン」
「え、ちょっと待ってくださいアデクさん。今なんて‥‥?」

4人は意味が分からないというようにアデクに説明を求めようとする。が、そこで。

「‥‥‥ファイアは元カントーリーグチャンピオン。そして私がシンオウリーグ現チャンピオン」

街中にこだまする驚愕の声をBGMに二人はこれからどうするべきか思案を始めた。



*****
うまく最後がまとまらない‥‥!


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