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限界突破



ファイアとトレーナー
ゲームシナリオ途中


「おい!バトルしろ!」
「ああ?別の奴にしろ」

ファイアは目つきはとても悪いのは除いて見た目が気弱そうな少年なので、そこらにいるトレーナーからしたら新米トレーナーに見えバトルを挑んでくることがよくある。
今回もその例だろう。楽勝と顔に書いたような表情のトレーナーに機嫌悪く答えた。


「うるさい!いけサワムラー!!」

しかしその答えに逆ギレしたトレーナーはサワムラーを繰り出しファイアが後に引けない形を取る。

「ったく‥‥‥でてこいハクリュウ」


やる気なく取り出したハクリュウもサワムラーを一瞥し興味の無いような動きを示した。



「フィニッシュだハクリュウ竜の舞積んでからの破壊光線」

ハクリュウの雄々しい舞の後に出された破壊光線がサワムラーを貫く。

パタリと倒れたサワムラーにトレーナーが走り寄りファイアを睨みつける。

「サワムラー!!!お前!死んだらどうしてくれるんだ!」

その一言はシオンタウンの一件後、オーキド博士にポケモンの死について色々聞いたファイアには軽率な発言で苛ついた表情でファイアはトレーナーを見下ろした。


「はあ?挑んできたのも勝手にポケモン出したのもお前だろ?つかお前ポケモンの何を知ってて死ぬとか言ってんの、バトルして死んだとこ見たことあんの?ないなら推測で話すなポケモンの可能性をつぶしてをのはお前だ

じゃあな。二度と会わないと思うけど」



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ファイアはカントー組のなかでも一番死に敏感


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