からっぽみたいだ
笑い方の喪失
いつも右手にある体温は
滲む視界へ問う
罪悪感は時に甘く、時に苦い
雨粒に語りかけた
浴槽に沈んだ言葉の所在
虚夢だと嘲笑えばいい
鍵など最初から掛けていないよ
今、君がここに居ない事