ポッキーゲーム



「……はぁ?」


「だから、ポッキーゲームしない?」


「馬鹿か」


眉間にシワを寄せて露骨に嫌がるのが俺の恋人、高杉晋助。
まあ、今回の言い合いは。
たまたまポッキー買った俺がフッとポッキーゲームしたくなったから高杉に頼んでみたら案の定めちゃくちゃ嫌がられた。
そういうとこ、可愛いから嫌いじゃないよ。


「まさか、高杉ポッキーゲームしらない、みたいな?」


「…端から食い合って最後にキスする馬鹿みたいなゲームだろ」


「ブー、はずれ」


「は?」


いや、ぶっちゃけ大正解だけどさ
つまんないよ、そんなんじゃ
ゆっくりと高杉を優しく押し倒し、ポッキーの袋をあけた。


「はい、じゃあ本当のポッキーゲーム開始な―」


高杉は動揺のあまり動けないようで、固まっていた。
それを良いことに制服のベルトを引き抜いて高杉の両手を縛った。


「ぎ、銀……、ッ」


「大丈夫、」


袋から一本ポッキーを取り出し慣らしてもいない高杉のアナルにゆっくりといれた。


「……ッ、何…」


「ポッキーゲームってのはな、アナルに何本ポッキーが入るかのゲームなんだよ、」


「…いや、だ」


異物感に高杉は膝を折り曲げた。
ゆっくり二本目、三本目をいれてゆく。
眉間にシワを寄せながらもどんどん増えていく異物感に耐えていた。
ポッキーの一袋が高杉のアナルに入った。
あともう一袋入るだろうか。
と言うよりも、
アナルに甘いチョコレートの香り。
無意識に生唾を飲む。
ソッとアナルに舌を伸ばしゆっくりとポッキーを一本口にくわえて引き抜き食べた。


「ひ、ぁ、」


高杉の白濁がついたポッキーは美味く、また一本、一本と食べていった。


「やら、銀、やだ」


高杉の自身は立ち上がり、触れて触れてと待っている。


「銀、イきたい、触ってぇ」


「今ポッキー食べてるから」


ね?、自分で触ってごらん。

縛ったベルトを外し高杉の手を自身に導く。
一瞬、戸惑ってから高杉はゆっくりとでもしっかりと手淫を始めた。


「あ、あ、ああン」


「出そう?」


「ん……ッ」


必死に頷く高杉が可愛くてアナルに残ったポッキーを全て引き抜き、自分のをぶち込んだ。
ああ、やべえな。
引き抜き損ねたポッキーがパキパキと当たる。


「いた、ふあああん」


「ま、一袋入ったから高杉の勝ちでいいや、」


「ぎ、と……」


そのままガツンと前立腺を抉り2人同時にイった。


「あああ、―――――ッッ」


「…んっ」


あははは、このゲームまたシたいな。
なんて言ったら高杉が顔真っ赤にして殴ってきた。
でもさ、ね?


気持ちよかったじゃない。





おまけ



「万斉とポッキーゲームした」

「は?」


「銀時よりうまい」


「ちょ、高す…」


「嘘だ」


「……」


「次は銀時がポッキーな」


「お断りします!!」


Fin.




 
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