名前*
タイトル*
本文*
俺がいつも決まって座るのは、自分の席ではなく彼の椅子だったりする。 「お前はいつも、いつもなんなのだよ」 少し前からは諦めたのが授業以外の時は座っていても何も言わなくなった。 それが俺にとっては少しさびしかったのかもしれない。 だからこんな事をやらかしたんだろうな。 教室に戻ると自分の席に座り本を読んでいる緑間を見つけると声をかける。 「真ちゃん、先に戻るなら言っておいてくれればいいのに」 「楽しそうに話してたからな、邪魔をするのも悪いと思ったのだよ」 気を使ってくれたのは嬉しいが、ちょっとだけだったし待ってて欲しいと思うのは俺のわがままかもな。 「そっか、ありがとな」 思わず照れてしまい、へへっと笑いつつも、座ったのは彼の膝の上で。 そのあと頭をはたかれたあげく、説教されたのは言うまでもない。
編集パス
編集
記事削除
∴
back
×
「#お仕置き」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -