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「ビジネスライクにいこうぜ、サー!」

満足する額で雇ってくれている限りおれはあんたの味方だよ、あんたが金を払っておれが受け取った瞬間から仕事終了まではなにがあったって裏切らねェさこんな羽振りのいい客そうそういねェからな是非末長くご贔屓に!
金の切れ目が縁の切れ目とばかりにカラカラ笑っていた男は、おれが拘束される直前海兵の首をナイフで掻き切って「クロコダイル!」とおれの名を叫んでその手が届く前に押さえつけられ地べたを這った。
当然のことだ。
奴は非戦闘員で、薄暗い生き方をしているくせに暴力には縁遠いと言っていた。

「暴力で情報を得るなんてナンセンスだよ、おれはクールな情報屋なのさ」

あのときお前は、野蛮なのはあんたら海賊に任せてるんだと馬鹿にしたような笑みを浮かべていただろう。
なのになんでそんな必死になっていやがる。
お前のビジネスライクってのはなんだったんだ、アルバ。