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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -




▼『SOMEDAY』のクローゼットの移動制限について


SOMEDAYのクローゼットはクロコダイル側のクローゼット、または主人公側のクローゼットを『クロコダイルが移動を望んで開ける』ことによって特異能力が発揮されるので主人公が普通に自室のクローゼットに触っても向こう側に通じることはありません。
ちなみにクロコダイルが初めて主人公の前に現れたときは精神的に疲弊して無意識のうちに「どこか遠くへいきたい」と考えていたがゆえの逆トリでした。ショタな主人公が冷静なアホの子だったから助かったけど突然現れた鍵爪の大男に悲鳴を上げて騒いでたら即デッドエンドだったという恐ろしい裏話。
そんな感じのクローゼットなのでクロコダイルが主人公を連れて行くことを望めば簡易異世界トリップも可能です。が、クロコダイルはあんまり主人公を向こう側と関わらせたがりません。純粋に危ないというのが9割、何か起きて自分を見る目が変わってしまったら、というのが1割。
なので主人公がワンピ界へお出かけしたのは小学生のころの誕生日に「バナナワニが見たい」とおねだりした一回のみです。そのときは徹底的な人払いのうえ麻袋に詰められて地下の水槽まで移動しました。バナナワニでけー!って純粋にはしゃいでた主人公はそのバナナワニの昨日の餌が何であるかを知らない。

あと作中に出てきたクロコダイルさんの紅茶は事前に自分で茶葉を口に含んで毒見済みです。
自分は主人公の用意した食べ物を無警戒に食べるけど主人公に食べさせるものには決して警戒を怠らない、そんな分かりづらいデレがクロコダイルさんクオリティ。