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「#幼馴染」のBL小説を読む
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▼「人生に着水」の主人公のその後の人生は?


ちゃんとしたコックが仲間になるまでのつなぎのコック(的な雑用)だと思ってるのにロジャーとレイリーが店で食事するたび「美味いけど〇のメシのほうが舌に合う」って雑談しながら現地の料理人に喧嘩売るせいでしばらくはだらだらと旅を続ける羽目になります。そんでそのうちにサンジくんくらいの年齢のゼフさんにライバル視されるはめに。
でも主人公は原作のクソジジイが大好きなため「お前が海上レストラン始めるときは絶対融資するから!」「あァ!?誰がレストランなんぞ始めるか!おれァ海賊だ!」「もしやりたくなったらでいいから!そのときは連絡してくれ!」って会話ののち電伝虫の連絡先押し付けてレイリーがキレます。堂々とよそ見するとはいい度胸だぶっ殺すってなります。
レイリーは時間が経てば経つほどツンデレからデレギレにクラスチェンジしていきますが、主人公は最初の三年ですっかりネガティブが板についてしまってるため二人が恋人になることはありません。レイリーに押し倒されて身体の関係を持ってもセフレ以上恋人未満のままです。
そして実際のところどうなのかは現時点で言及されていませんが『人生に着水』の主人公はシャクヤクさんの存在をレイリーの嫁だと認識しているため、おそらくシャクヤクさんとレイリーの接点になるであろう女ヶ島にたどり着くまでにはロジャー海賊団から離脱します。
先に船長であるロジャーに話を通して許可を貰っているため今度はレイリーの横暴も通用しません。
レイリーはその際初めてなりふり構わずお前が好きだとストレートに告白しますが主人公はその本気を全く信じず冗談として処理します。

「そうだなァ。もしお前の金髪が白髪になるまでそう思い続けてくれていたら、そのときは結婚しようか」
「……その言葉、絶対に忘れるなよ」

そんな言葉を交わした後お別れして、再会するのはロジャーの処刑から十年後あたり。
僅かに残ったままの未練に決着をつけるためこっそりシャボンディを訪れた主人公が見たのは原作より若くてでもすっかり白髪になったレイリーと原作通り美しいシャクヤクさんが気心知れた様子で微笑みあう姿。

「――元気そうでよかった。幸せにな」

囁くような小さな声に反応してレイリーが振り返る。
しかしそこには既に主人公の姿はなく。


と、ここから先は想像にお任せします(*'ω'*)