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【OP】ウザチャラわんこと若サリーノ先輩

ちょっと短気で辛辣な若ボルサリーノ先輩と無神経な発言が目立つウザい系わんこ。
主人公がボルサリーノの周りちょろちょろしては鬱陶しがられてるように見えるけどボルサリーノも主人公が傍に寄ってこないときにチラッと横目で見てたりするから多分一方通行ではない。

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・日常風景
「センパイセンパイおれの活躍見てくれました?褒めてくれてもいーんスよ!」
「知らねェよォ〜、わっしは海賊の相手で手一杯だったからねェ」
「えーなにそれ、だっせェ」
「あァ?」
「おれセンパイに褒めてもらいたくてすげー頑張ったのになァ。絶対かっこよかったのに」
「…………知らねェよォ」

・食堂にて
「センパイセンパイ奢ってください!」
「お〜、金がないなら一人で雑草でも食ってればいいよォ〜」
「金はあるしセンパイとメシ食いたいです!」
「なら集ったりしないで自分の分は自分で払いなよォ」
「シャッス!あ、センパイあそこ、あそこ空いてますよ!」
「……奢らないって言ってるのになんでまだ一緒に食う気なのかねェ〜」

・先輩の名前
「センパイセンパイ!」
「……ちょっと気になったんだけどもォ、キミ、わっしの名前知ってるかァい?」
「え?知ってますよ?」
「ならちょっと言ってみなよォ〜」
「ボルサリーノ」
「……何いきなり呼び捨てにしてんだァ?」
「なんでキレてんスか?ちょ、マジ眩しいウケる」

・後輩の名前
「つーか逆におれの名前知ってます?一回も呼ばれたことねーんスけど」
「知ってるよォ、一応」
「じゃあ名前で呼んでください」
「…………〇」
「はーい」
「……へらへら笑ってんじゃねェよォ気色悪い」

・馬鹿
「しばらく見ないと思ったら懲罰房に入ってたんだってェ?」
「そーなんスよー、ちょっとやらかしちゃってー」
「わっしの悪口にキレて上官ぶん殴ったのが『ちょっとやらかした』かァい?」
「うわなんで知ってんスか聴取でも全部黙秘したのに!」
「カマかけただけだよォ」
「ハメられた…!」
「……ほんっと、馬鹿だよねェ〜」

・すき
「センパイセンパイ、好きです」
「…………」
「好き」
「…………」
「センパイ、ねェ聞こえてます?」
「…………」
「センパイ……なんかすごい光ってるけど大丈夫ッスか?センパーイ?」

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