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【呪術】五条悟の毒味役

五条のお付きの毒見役主人公(自分限定の解毒術式持ち)

解毒の術式持ってても使いながら食べるんじゃ毒見の意味がないから一旦毒が回ってからじゃないと使用させてもらえない。
そして微量の毒を混入させて蓄積させる系に対応するために常に五条より多めの食事。毎日がフードアンドポイズンファイト。
油断すると太るし毒で何回か死にかけたし後遺症で両目2.0あった視力もガタ落ちした(五条はそれを知ったとき「眼鏡似合わねー!」って指差して爆笑してた)
こんなやつのために張らなきゃならない俺の命ってなんなんだ。

***

そこそこ年齢差があるので五条が高専在籍中は教師として東京校に送り込まれた。
さしすからは過保護だなぁと思われてるけど一年生の間だけで片手ほど毒殺危機があったのでまあ順当。
目の届かないところで買い食いすんのと深夜の夜食のために起こすのだけはマジで勘弁してほしい。

***

五条は主が毒で苦しんでても結局死なないと思ってるから軽い態度だけど一回牡蠣に当たって解毒できずに死にそうになってるの見たときははちゃめちゃに動揺した。
お前死なないんじゃなかったの。

***

「お前死なないんじゃなかったの」
「いや普通に死にますけど。人間なんで」
「そうじゃなくて、解毒できるんでしょ?しろよ」
「あー、ウイルスとか細菌は解毒対象外だったっぽいです。牡蠣も鳥刺しもレバ刺しも当たったことなかったんで考えたことなかったんですけどよくここまで生きてこれましたよね、俺」
「馬鹿じゃん」
「弁明の余地がない」
「……馬鹿」
「馬鹿でいいんで泣かんでください」

***

昔似合わない眼鏡姿を指さしてゲラゲラ笑ってたクソガキが「眼が見えなくなっても俺が責任とるし」って言ったのはプロポーズだったし『他で食い扶持を稼げない体になっても五条家で面倒見てやる』って意味だと思った主人公が「はいはいありがとうございます」って返したのは了承だととられてるよ。
裸眼の主人公が目を眇めてじーっと見てくるのが好きでよく眼鏡を隠すかわいいクソガキだよ。

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