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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -

【呪術】本当はしたい彼氏と別にしたくないわけではない夏油

*R18ではないけどがっつりセックスの話


玉砕覚悟で夏油に告白したらサラッとオッケーされてマジか……って思ってるうちに「男同士だし万が一任務に支障が出るとよくないからセックスはなしで」って言われて内心とても悲しいしガッカリだけど夏油の言い分は正当だと思うしオッケーもらえただけで儲けもんだし下手にゴネて「じゃあやっぱり付き合うのはやめよう」って言われたらぬか喜びの悔しさで死にかねないので反論せず素直に了解した主人公と他意なく純粋に抜き合いっこで充分だと思ってる夏油がセックスに至る話。

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普通に好意持ってる相手から告白されて普通にリスクに見合うようなメリットはないからとアナルセックスしない方針を提案して普通に受け入れられて順調に付き合ってたはずなのにある日たまたま入ったサイゼで夢主と夢主の中学時代の友人が「好きなのにセックスできないのがつらくてカノジョと別れた」「あ〜わかる。それは仕方ない。浮気したり無理矢理ヤッたりしなかっただけお前は誠実だ」って話してるの聞いちゃって「……は?」ってなる夏油。

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わかる?仕方ない?セックスできないから別れることが?そう思ってるならなんであのとき反論しなかった?セックスできない恋人とは別れるか浮気か無理矢理かの選択肢しかないのか?無理矢理される気配はないしそもそも実力差があるからできるとも思えない。じゃあ別れるつもりか?それとももう浮気を?
いま思えば抜き合うとき反応が悪かった気がする。性欲が薄いんだと思っていたがもしやセックスを拒んだことで自分への興味が薄れた結果だったのか?

*ムラムラしすぎて襲わないように事前に2発ほど抜いてた結果です

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悲しみと怒りと不安でぐるぐるしてサイゼから飛び出した足でドラッグストアに行ってローション買って高専の自室で指を突っ込んでみるもやっぱり違和感が半端なくて顔がギュッとなる夏油と後日様子がおかしい夏油と話し合いして目ん玉飛び出そうになる夢主。
別れたいほどつらくても別れたくないくらい好きだから我慢してたんだよあとローションはドラッグストアにあるようなのじゃなくてアナル専用のやつ使わなきゃ駄目だし体勢も初めてなら特に変な力が入らないようにしなきゃっていうか開発するなら俺にやらせて絶対負担にならないように丁寧に時間かけて優しくするから!

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最終的に夢主にじれったいぐらい丁寧に拡張開発された夏油は無理な異物挿入による負担は回避できたけど深すぎる雌イキの名残である意味体に不調が出るので結局セックスに制限設けることになる。
制限設けただけで禁止しないあたりリスク(万が一の危険)よりメリット(破局回避、浮気防止、快楽の度合い)が上回ってるってことなんですよね。

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