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【DC】プライベートで絶対ハンドルを握らないジンと足に使われてる女好き

ジンをプライベート車に乗せたときに付着したらしい助手席の長髪のせいでもうちょいで落とせそうだった女に二股警戒されてフェードアウトされたかわいそうな男主(なお女をゲーム感覚で落としてヤり捨てるタイプのクソ野郎)と男主が何してようと自分の足になることを優先させるジン。食事中だろうがセックス中だろうがワンコール。例外はない。
なんでちょっとそこまで行くのに俺がいちいち車出さなきゃいけないんだ無駄にたっかい車持ってんだろ運転くらい自分でしろって文句言ってもジンはどこ吹く風。たぶんパン屋とか行くのに呼び出されるし「ついたら起こせ」って助手席で寝始めたりする。傍若無人。
主人公は狙ってた女に髪の毛の指摘をされたあと「もう二度と乗せねぇからな……!」って地団駄踏むけど後日「おい」って言われたらころっと忘れて車出しちゃうからアッシー根性が根付いてる。
毎回当然のように呼び出して無言で帰っていくジンに「礼ぐらい言えよ可愛げがねぇな」って思ってたけど最近はもう諦めてお礼代わりとして助手席で目を瞑ってるジンの顔をガン見するようになった。死んだらどうにかして保存して部屋に飾っときたいなって悪趣味なこと考える程度に顔は好き。顔以外はマジでクソ。

***

自分の存在を示す痕跡が車内に残っていることにジンが気づいていなかったのか、そもそも残された髪が本当に偶然の産物だったのかというのは誰も指摘する者がいないため不明のまま。

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