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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -

【呪術】禪院直哉のお目付役

直哉のお目付役(というか禪院当主の意思を秘密裏にある程度コントロールする役)の主人公が扱いやすいクズとして育てていくためにちやほやちやほやしてたのに甚爾の一件で方針変換せざるをえなくなり「このじゃじゃ馬どクズが〜〜💢💢」となりつつ直哉くんの手綱を取るため自身の好感度操作をがんばる話。
直哉は子供の頃からの刷り込み+弱いけど甚爾の強さを正確に認めてる主人公に懐いてるし主人公が他の誰かを目に掛けたらバチくそキレる。
主人公は直哉のこと天性のどクズで自分はそれに付き合わなきゃならないかわいそうな苦労人だと思ってるけど実際には遜色ないクズ。
直毘人さんは禪院にしては比較的まともでちょっとコントロールしづらかったから次はもうちょいクズに育ててねって上から指示されてクズい主人公がちょいクズのつもりでクズの素養バリバリのショタを育て結果ドブカスが出来上がっちゃったけど主人公の尽力もありどクズの直哉くんは死んでなければ(たぶん)禪院としてはいい当主になってた。

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「◯は元は悪ないねんからもうちょっと見た目に気ぃ使ったらどうなん?」
「特段良くする必要も感じませんので。直哉様の気に障らないならこのままで」
「……ハハッ、ええね!わきまえとる。そうや。◯は目立たんよう大人しくしとったらええ。そしたら俺が全部ええようにしたる」
影のように目立たず一人寂しくずっと自分だけを見ていればいいと嘲りながら恍惚とした表情でのしかかってくるガキを、さてどうしてくれようか。

・主人公
直哉の10歳年上。準2級。
昔禪院家に嫁にきた女性の弟(当時の当主のお気に入り)の家系なので苗字は禪院ではないし禪院の血も混じってない。
直哉が小さいころは息抜きがてら外でいろんな人と遊んでたのでそこそこ経験豊富。成長してから直哉の監視の目が厳しくなったので溜まってる。

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直哉に「自分の限界量知っときたいねん。付き合ってくれるよな?」って人好きのする笑顔で誘われて最初は「お前は飲む必要ないやろ」って嫌がらせみたいに飲む姿見せつけられ酔いはじめたら「何つまらん顔しとんの?飲んで芸の一つでもせぇや」と難癖をつけられ最終的にゲロの面倒見させられるお目付け役。
(直哉は世話役に甘えるときダブルバインドみたいな指示を出すことが多い。クソ野郎。)

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