【OP】悪友マルコとお気楽主人公と恋するエース

「なあマルコ、なんかな、最近エースが遠くの方からおれのこと睨みつけてくるんだよ…すげェ怖いんだけどどうしたらいいと思う？」
「知るか。とりあえず笑っとけよい」

「マルコの言う通り笑ってみた」
「いちいち報告なんざしていらねェよい」
「エースが発火して海に身を投げた」
「あ？」
「頑張って救助したけどあれは酷い…おれの笑顔で人が死ぬとか…とても傷ついた…おれもう一生笑わないわ…」
「一週間もたないに一万ベリー」
「よーし一週間以上もったら絶対一万寄越せよ馬鹿マルコ」

っていう非常に雑な賭けの裏で恋する純情ツンデレエースくんが笑わなくなった主人公に心を痛める一週間の話。
主人公はエースの態度にそれなりに傷ついてるけど悪友のマルコが深刻にとらずに流してくれるから救われてるしマルコはマルコで主人公を傷つけたエースにちょっと怒ってるよ！二人は仲良し！（ただし指摘されるとマルコはゲロ吐きそうな顔で否定する）
最終的にエースは諸々の事情を知ったマルコによって海楼石で拘束のうえニューカマーメイク＋スケスケのネグリジェ姿で主人公の部屋に放り込まれる。笑い飛ばすか据え膳食うかの強制二択なんだけど主人公は滑稽な格好でボロ泣きしながら謝罪と告白してくる弟を笑ったり襲ったりできるほど悪人じゃないからタオルでガシガシ涙とメイク拭き取って告白保留して和解して終了。メイクとったあとのネグリジェ姿にちょっとムラッとしたのは内緒。
そのあと主人公はまた普通に笑うようになったから賭けはマルコの勝ちでしたとさ。めでたしめでたし！