「ぶはっっっ、寝てた!」
静かすぎる食堂に響いた声。それは先程までご飯のを枕に寝ていたエースのもので
静かすぎるここに息がつまりそうなあたしにすれば、天使の一声と言ってもよかった
「お、リン来てたのか〜、声掛けろよなっ」
「、、寝てたから」
それもそうだと、ニシシと笑う彼につられてか食堂が少しずつ賑わいだす
そして、暫くした頃。天使と思われた彼によって爆弾がおとされた
「そういえばよ、リンって何歳だ?」
スムーズとは言えないが、各隊長から質問をされていたあたしに、さらりと言われたこの質問。
うん。どうしよう。見た目は40手前。だけどあくまでこれは自己判断。
ここの人たちの年齢感が掴めない。サンジは煙草すってスーツ着こなしてるくせに18だし、ロビンは美しすぎる。30手前には決して見えない
とすると、どうだろう。40手前でいいのか、、、、
「こらぁ、エース。レディにその質問は禁句だろぉがっ!!リン気にしないでくれ。ところで胸のサイズいくつ?」
サッチさんナイス
って、え?、む、胸のサイズ、、?!
答えた方がいいのかと、自分の小さな胸を見ながら暫し考える
「いかれてんのは髪型だけにしろよい。だが、俺も興味があるねい」
え?
俺も興味がある
興味がある
キョウミガアル?
「もうっ、マルちゃんたらっなんだかんだ言って胸のサ「そっちじゃねぇよい。年齢の方だ」
サッチさんに救われかけたがあえなく話を戻すマルコさん
鋭い瞳。獲物を見るような、、、、
「、、、37です」
視線から逃れるように俯きながら呟く。
周囲はふーんといった感じで、とりあえず安堵
横からは依然鋭い視線を感じるけど目を合わせる勇気はない
食事の時間が過ぎるのを、ただただ待つしかなかった