「できた!」

「「「「「つかれたー」」」」」

「結構うまくいったな」

「かわいいしきっと小愛ちゃん喜んでくれるね!!」

「雷蔵が手伝ったんだよろこばなくてどうする」

「小愛ー」

留三郎を先頭に用具倉庫の扉をあけるとそこには小愛たちの姿はなかった。

「あれ…あいつらどこに…」

「食満せんぱーい」

「こっちです!」

「外で遊んでたんですー…」

4人は外で遊んでいたらしく留三郎達のうしろから顔を出した。

「椅子だぁ…」

「わかったー!!それ小愛ちゃんのですね!」

「こよりの?」

「うん。そうだよーっ!座ってみて!小愛ちゃん!」

小愛は嬉しそうに自分の椅子をみながらゆっくり座った。

「すわったよ!」

ちょうど足がつくくらいの椅子は小愛にぴったりだった。

「良かった。ぴったりだねー!」

「流石食満先輩です!!」

「まあ伊達に用具委員長やってねえしな…」

「とめしゃ、らいぞ、さぶろ、かんちゃ、へーすけ、はっちゃありがとっ!!」


小愛は留三郎や5年たちの方を見上げうれしそうにお礼を言った。

「小愛はいい子だなぁ!!!よーしっ!!!今日はみんなで作兵衛が迷子捜索から帰ってくるまで遊ぶぞ!!」

「「「わーい!!!」」」

それから作兵衛が帰ってきて委員会がおわるまで5年・用具委員と小愛はあそんでいた。






「で。小愛は寝ちゃったんだね。」

「はい。でもとても楽しかったです!」

「それに小愛ちゃんにいっぱい元気もらいました!」

「ありがとうございました。」

「いやいや。お礼を言うのはこっちだよ??1日小愛を預かってくれてありがとう。それに小愛の親のこともちょっとわかったしね??」

伊作はお礼をいい、またよろしくね。と5年を長屋に帰した。






((「伊作!!小愛かわいすぎる!!!!」「留さんしーっ!!!」))


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