「なぁ…雷蔵私の扱いひどくない??」

「えーいつもだとおもうよ?」

「三郎?」


「調子にのってすいませんでした。」


いつものように仲良くはなしている5年生。5人は小愛となにをするか考えていた。


「あ!小愛ちゃんって学園全部知らないんじゃないかな」

「俺たちが案内するの?いいねぇ」

「でしょー」


「食堂でお豆腐食べようよ!!」

「おまっ…また豆腐ばっか…」

「小愛はどうおもう?」

「いくー!!」

「ほら!!三郎!むすっとしないでよ!」

「三郎も小愛ちゃんと話てみたら?」

「兵助の意見に俺も賛成ー」

「俺も!」


三郎は友達の意見に渋々小愛の方をみた。

「小愛…」

「なぁに?さぶろっ!」

「さっきはごめん…私達と校内まわるか。」

「?…うんっ!!」

何故三郎があやまったか小愛はわからなかったが三郎の誘いに嬉しそうに頷いた。


「あっ…三郎照れてる?」

「てっ…照れてない!ちょっと嬉しいとかも思ってない!!ほらっ雷蔵早くいくぞ!!」

「雷蔵そこまでいってないのに」

「なぁ?」

「全く三郎も照れ屋で困ったな」


他の4人は三郎の照れによによしながら、小愛を連れ一人早足で出ていった三郎の後について行った。

「さぶろーっどこいくの?」

「ふむ…そうだな…どうする?」

「そろそろお昼だから…食堂からなんてどうだろう?」

「豆腐っ!!」

「兵助さっきからそればっかり…お前一体なんなの…」

「勘右衛門…仕方ない…奴は豆腐小僧だから…」

そんな事を話してると食堂についた。

「ふぉお…!いいにおい…!」

「おばちゃん豆腐っ!」

「はいはい。久々知くんの分はちゃんと確保してあるからね。」

「おばちゃんっ…!」

「えっ…なにこれ。なんなんだこの情景。」

「居心地わるーい」

「兵助戻ってこい…!」


兵助はおばちゃんをキラキラした目で見つめていた。

「はいっ兵助くん。お豆腐定食。あらま?」

おばちゃんは小愛に気づいて見下ろした。

「この子が小愛ちゃん!学園長先生からお話しは聞いてるわ!」

「小愛。この人は食堂のおばちゃんだよー」

「しょくど?」

「ご飯食べるとこでここの名前だよ。」

「小愛ちゃんのご飯も特別に作ってあるの!ちょっと待っててね!」

そういうとおばちゃんは忍たま達より少な目につくった物を持ってきた。

「はいっ小愛ちゃんの分よー。竹谷くん持ってあげてくれる??」

「わかりました。小愛?お礼言わなきゃな!」

「うん!!おばちゃありがとう!」

「いーえ!!こちらこそメニューを考えるのが楽しいわぁ!」

他の5年達も自分のご飯を取って席に持っていった。





((「みんな遅い!」「兵助早い…」「お前豆腐の事になるとはえーよな…」))




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