小説 | ナノ


なまえ「若っ!わか、わぶ!」
日吉「…なんだよ」
なまえ「だ、だってもうだいぶ先かと思ったから…なんで戻って来てんの。つか若、胸板かたい。鼻ぶつけた」
日吉「煩いな、試合はまだ終わってない。だから戻るだけだ」
なまえ「じゃあなんで一旦出たの?まさか、泣いてたの?」
日吉「……」
なまえ「え、図星?」
日吉「……俺はいつも、ここぞってときに勝てない」
なまえ「…」
日吉「無力だ」
なまえ「ば、ばっかもん!!」
日吉「!?(びくっ)」
なまえ「無力なんかじゃない!若は頑張ってた!向こうがめちゃくちゃなだけだもん!ウォーターフォールとか意味わかんないもん!」
日吉「…なんでお前が泣くんだよ」
なまえ「、って、くやしくって」
日吉「…」

(そっとだきしめる日吉)

なまえ「わ、わわ、若くん?なんばしよっとね?」
日吉「キャラ変わってるぞ。いいから、文句言うな」
なまえ「えぇー…」
日吉「落ち着いた、か?」
なまえ「うん、若、汗臭い」
日吉「……殴るぞ」
なまえ「冗談だってば!さ、戻ろ?」
日吉「あぁ、そうだな……………ありがとうな」


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なまえ「なんか言った?」
日吉「お前の液体でユニフォームが汚れたからクリーニング代をよこせと言ったんだ」
なまえ「液体とは失礼な!涙は心の汗なのよ!」
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