小説 | ナノ


(合宿1日目・夜)
なまえ「あーぁ、合宿の夜ってもっとキャイキャイ言って過ごすものだと思ってたのになあ」
景吾「好きな人を言い合ったりか?」
なまえ「そうそう…って独り言に首突っ込まないでよ。つうかなんでお兄ちゃんと相部屋なわけ?部屋ならたくさんあるでしょう?」
景吾「いつアイツらがなまえを襲いにくるかわからないからな」
なまえ「ならどうして連れてきたのよ」
景吾「合宿中にもしものことがあってもすぐ駆けつけられないだろう。手の届くところに居てくれたらいつでも守れるわけだ」
なまえ「別に誰かに狙われてるわけでもないんだから…」
景吾「わからないぞ?お前は超絶カワユスだからな」
なまえ「(カワユス?カワユスっつったよなこいつ)」
景吾「どこかでストーカーに遭っているかも知れねえ」
なまえ「(ストーカーはお前だよ)」
景吾「まあ俺がいるから心配すんな」
なまえ「はあ…寝よう」

(2日目朝・6時)
なまえ「(バーン)おっはよーございます!寝起きドッキリにきたよー!」
日吉「煩い」
鳳「お早うなまえちゃん、早いんだね」
なまえ「あれ、2人とも起きてる…(ずーん)」
日吉「あんな派手な音を立てて入ってこられたら誰でも目を覚ますと思うけどな」
なまえ「だって寝起きドッキリだもん。寝起きでびっくりさせるのが寝起きドッキリでしょ?」
鳳「こっそり起こすのが寝起きドッキリだよ」
なまえ「えっそうなの?」
日吉「寝起きドッキリを宣言してどうする。ドッキリじゃなくなるだろう」
なまえ「失敗かあ…じゃあまた明日やろう」
鳳「なまえちゃん、宣言したらダメなんだって(クスクス)」
なまえ「あ!えっと、明日やらないよ?やらないからね」
日吉「弁解下手すぎだな」

(昼休み)
景吾「よし、今から1時間休憩時間とする。ランチは朝同様ホールにてバイキング形式で用意してある。各自で済ませな。なまえは俺と食べること。以上、解散」
なまえ「異議あり!」
景吾「どうした」
なまえ「朝は我慢してお兄ちゃんと食べたからランチは自由がいいです!」
景吾「異議を却下します」
なまえ「えー!」
日吉「ドンマイ」
なまえ「見捨てるなー!」


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