小説 | ナノ


(昼休み)
なまえ「疲れた…」
日吉「まだ午前が終わっただけだろう」
なまえ「疲れたものは疲れたのよ」
日吉「(我が侭…)」
鳳「アレ、日吉が女の子と喋ってる。珍しいこともあるもんだな〜」
なまえ「(あ、カッコイイ子が来た)」
日吉「冷やかしなら帰れ」
鳳「貸してた小説、返してもらおうと思って」
日吉「返すの今日だったか?悪い、忘れてた」
鳳「延滞料金100万ね」
なまえ「えっ!」
日吉「こいつの冗談をいちいち気にするな」
なまえ「あ、なんだ冗談か…」
鳳「真に受けるなんて面白いね君。見ない顔だけど、転校生?」
なまえ「えぇ。跡部なまえよ」
鳳「え…、跡部って」
日吉「そう、あの跡部さんだ」
なまえ「お兄ちゃんってそんな有名なの?」
日吉「あぁ、かなりな。生徒会長だし」
鳳「うちの部長だしね」
なまえ「え、今なんて」
日吉「あぁ、かなりな。生徒会長だし」
鳳「うちの部長だしね」
なまえ「わざわざ再現ありがとう。ってことはあなたたちテニス部?」
日吉「そうだ」
鳳「うん。あ、自己紹介遅れたけど、俺はC組の鳳長太郎。そっか、跡部さんの妹さんなんだね。通りで綺麗なはずだ」
なまえ「鳳くんはお世辞が上手ね。どこかのキノコ頭と違って」
日吉「お前それどういう……まあいい。真剣に相手をしていると疲れる。鳳、延滞料金はジュースでいいか」
鳳「さすが日吉、わかってるじゃん」
日吉「じゃあ購買行くぞ」
なまえ「あ、私も行くー」


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