06



慌てて否定する星を溜め息混じりに見たP子はフタバにトマトを差し出した






P「はい!フタバ。今はこれしかなくて‥ごめんね?」






『ううん、私P子の野菜大好きだからさ!いただきまーす』






にっこりと微笑んだフタバはトマトにかじり付いた






マ「あら?フタバちゃん帰ってたのね」






『ん、まりあたやいまー』






マ「はいはい、口の中のものを消費してから喋りなさいな」






『ん、』






マ「まあ、リクくんと星くんは喧嘩中?理由は分からないけど喧嘩なんてやめなさいよ、見窄らしい。貴方達の吐く息で地球がどれほど汚染されてると思っているのかしら?」






くすくすと笑ったマリアはそのまま固まる2人を素通りしフタバのもとに近付いてきた






マ「駄目よフタバちゃん、あんな天体に隙を見せちゃ」






『う?うん。分かった』






マリアはにっこりと笑みを浮かべれば用事があるらしく牧場へ帰って行った






『P子、あれどういう意味?』






P「さあ?マリアには何か考えがあるみたいだったけど分からないわ」






『まあいいか。』






星「お前なんかに何もしねぇから安心しろや、こんな貧にゅ‥ガッ!!」






『おい天体、今何言いかけた?』






フタバは生魚を星の口に押し込むとにっこりと笑った






星「ぶはっ!何しやがんだ!」






『ふん、』






ぎゃーぎゃーと煩い星を睨み付け、最後にスネに蹴りを入れると颯爽と去ろうとした






転んだ








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