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リ「え?まだ此処に住人ていたんですか?」



ニ「ああ、女の子でな。リクが来る2日前に出掛けたきり帰ってきてないんだ」



リ「それ確実に出掛けの域越えてますよね?行方不明ですよね?」



星「アイツは昔からどっか抜けてる所があるからな。時々1ヶ月帰らなかったりするし」




荒川河川敷の晴れた日の午後、教会の前でスーツを着こなしたエリート、何故か2-3とネームが貼ってあるジャージを着た少女、奇妙な被り物を被った男が話していた



シ「む?ああ、フタバの話か」



そこにシスターの格好をした大柄な男が教会から出て来た



リ「へぇ、村長もたまにはまともな名前も付けるんですね」



シ「いや、三つ葉にならなかった一枚抜けている感じ、と言う意味でフタバだ」



リ「シュールだな!」



ニ「そろそろ帰ってくるんじゃないか?太陽が20回程沈んだからな」



リ「原始的ですねニノさん、流石です」




他愛もない会話をしているとき、突然、ストッと高いところから飛び降りた音が後ろから聞こえ皆が振り返った



『たっだいまー、お?新入りさんだ』









空気を読んだように行方不明の少女、フタバが帰ってきた














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