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リ「はっはっ、惨めだな星!こんな事で狼狽えてるようなら女性を虜にするなんて到底先じゃないか?」






フッ、と格好付けてキメるリクルートとは対照的に段々怒りの表情に変わっていく星






『駄目だよ、ニノは私のだからね。誰にも渡しません』






ニ「私もフタバ大好きだぞ」






ふわりと笑みを浮かべるニノ。みんなこの笑顔に弱いんだな‥






『あ、今ねちょうど家が猫から解放されたんだ!ご馳走しようか』






ニ「おお‥!フタバの作るものは美味いからな」






星「仕方ねぇから行ってやるか、毒入れんなよ」






『大丈夫、天体のだけばっちり毒キノコエキス入れておくから』






リ「へぇ、フタバさん見掛けによらず料理出来るんですね」






『失礼な。ま、料理は苦手だけどね』






昔、料理本を片手にカップケーキを作ったら活火山が爆発したみたいになったことあるし。
言うと来ないだろうから言わないでおこ






ニ「いや、リク。フタバが得意なのは料理じゃないんだ」






リ「は?」






『じゃあ10分後、食い物持参で私の家に集合で!』
















*visual point HOSHI*






さて、解散したが食い物何を持って行くかな‥






確かアイツは甘いもんが好きだったか?

しょうがねぇ、この前コンビニで買った駄菓子詰め合わせパックでも持って行ってやるか






星「‥って何で俺アイツの好きなもの考えてんだ!?気持ち悪っ!」






キャンピングカーに響く声で叫んだ星は手に取った駄菓子詰め合わせパックをベッドに投げ捨て頭に浮かぶフタバの顔を消そうと努めた






星「…は、何言ってんだ。俺にはニノしかいねぇんだ」


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