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――――――--‥‥…星「主レベルだな、ありゃ」『でしょ?』 そこにはフタバの家(ログハウス)=猫屋敷から帰ってきた星とフタバが居た 『こうなったら最後の手段を使うしかないな‥』 星「最初から使えよ、その手段」 『最後の手段ってのはピンチの時に繰り出すから格好いいの』 ふふん、と笑ったフタバは何処からか猫耳と手袋を取り出し装着した 星「何なんだよそのふざけた格好はよ」 『天体には言われたくないわ』 そして再び猫屋敷に入って行った 『‥にゃーにゃー、にゃーん』 不覚にも少し可愛いと思ってしまった星でした。 星「‥ぶはっ」 『にゃにゃーん、ひにゃ゛!いだだだだ!!』 最後の手段は呆気なく失敗に終わり2人は逃げ帰った 『くそ!成人女性がこんなの付けて恥ずかしい!』 星「ホント恥ずかし‥ってお前成人してたの!?」 『ん?ああ、一応今年20になりました』 ぐっと親指を立てたフタバを見詰めた星はありえないだろ、と繰り返しながらフタバの体型をもう一度見た 村「おー、2人共何やってんだ?まさかとは思うが‥」 『え!そんな不純な行いは‥』 慌てて否定するフタバを見た村長はがはは、と笑いそんなわけないよなー、と一人納得すれば頷いた 『あ!そうそう村長、私の家が猫屋敷になっちゃっててさ‥。これじゃ仕事も出来ないし助けてほしいんだ』 村「おう、任せろ!」[ 12/17 ][*prev] [next#]
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