02










――――――--‥‥…


星「主レベルだな、ありゃ」






『でしょ?』






そこにはフタバの家(ログハウス)=猫屋敷から帰ってきた星とフタバが居た






『こうなったら最後の手段を使うしかないな‥』






星「最初から使えよ、その手段」






『最後の手段ってのはピンチの時に繰り出すから格好いいの』






ふふん、と笑ったフタバは何処からか猫耳と手袋を取り出し装着した






星「何なんだよそのふざけた格好はよ」






『天体には言われたくないわ』






そして再び猫屋敷に入って行った






『‥にゃーにゃー、にゃーん』






不覚にも少し可愛いと思ってしまった星でした。






星「‥ぶはっ」






『にゃにゃーん、ひにゃ゛!いだだだだ!!』






最後の手段は呆気なく失敗に終わり2人は逃げ帰った






『くそ!成人女性がこんなの付けて恥ずかしい!』






星「ホント恥ずかし‥ってお前成人してたの!?」






『ん?ああ、一応今年20になりました』






ぐっと親指を立てたフタバを見詰めた星はありえないだろ、と繰り返しながらフタバの体型をもう一度見た






村「おー、2人共何やってんだ?まさかとは思うが‥」






『え!そんな不純な行いは‥』






慌てて否定するフタバを見た村長はがはは、と笑いそんなわけないよなー、と一人納得すれば頷いた






『あ!そうそう村長、私の家が猫屋敷になっちゃっててさ‥。これじゃ仕事も出来ないし助けてほしいんだ』






村「おう、任せろ!」

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