「メリークリスマス!」

うれしそうにはしゃぐキミが眩しくて、それでも目が離せない。

キミの腕に閉じ込められれば、伝わる体温があったかくて、あったかくて、
首筋に擦り寄ると擽ったそうにケラケラ笑うから、わざと擽ったくなるようにしてみたり。


「ツナ、擽ってーてばー」
「ははっ、ごめんごめん」


こんな風にふざけて、それがこんなに愛しくて、大切で。


「な、プレゼント、もーいっこ欲しい」
「…んー、どーしよっかな」
「意地悪すんなってー、な?」
「冗談だよ、  ん、」


もう何度も唇合わせたのに、まだこんなに緊張する。ドキドキする。息が、詰まりそうな程に、嬉しくて。

口付けの後は決まってて、いつだって、こう続く。


「 つな、」
「うん」
「だいすき」
「うん。俺も大好き」


それでも今日は特別。
ね、二人で声揃えて言うんだ



メリークリスマス



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山本のおねだりの内容がわかったのはツナくんの超直感が働いたからです←
なんか全然クリスマスっぽくなくてすみません。


メリークリスマス!良き夜を!

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