2017/08/11 20:13

じとじとと暑い空気がまとわりつく夜だった。
視界が塞がれる。聞こえてくるのは熱い吐息だけ。
いつかこんな日が来るのだと感じていた。日に日に限界を迎える貴方の眼にそう思っていた矢先のことだった。

「…はじめくん、でしょ?」

意外にも震えた私のか細い声に、身体中を弄っていた熱い手が一瞬止まる。

「いいよ、抱いても」

貴方が抱えるそれはもう一杯なんでしょう?
人を斬るたびにその溢れ出る何かを抱え込んでいた貴方。
その眼は私を捉えて離さない。



あれ?酔っ払いながら書いたものを発見!


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