林檎 (まさやん)

 早乙女学園の中にある、林檎の実る木。
 真夏のある日、休日ができたので見に行くことにした。はじめてみる場所だったので、少し迷ったが、見つかった。

「春歌?」
「聖川さんっ」

 予想外…といったら嘘になるが、七海春歌がそこに立っていた。林檎を見に来たのだろう。背伸びをしながら手を伸ばし、林檎を取ろうとしている。

「あはは…届かなくって…もうちょっと身長があったらいいのに…あはは…」

 無言のまま、春歌に近づいた。

「え?」
「取ってやろう。丁度俺も取るところだった」

 できるだけ取りやすい場所に立ち、パキッ、といい音をさせ林檎を取った。
 その隣にある林檎も普通に取る。
 1つを春歌の手に置いた。

「ありがとうございました」

 赤い林檎のように頬を紅潮させた。
 その笑顔に、少し真斗は目を伏せる。

「礼には及ばない」

 いつかの言葉だった。入学当初の、あの言葉だった。

「あの…っ」
「?」
「一緒に食べませんか…?」

 さっきの顔より、それ以上に、顔ごと紅潮していた。林檎を両手に胸に抱えながら持って。言葉を言った後は、目を伏せた。
 その表情に、思わず真斗は笑ってしまう。

「な、なんでですかあ!」
「いや…」
「ううっ…」

 少し涙目で、真斗を見つめる。その顔に驚愕し、ごめんと一言言って、清楚なハンカチを渡した。

「……いえ、大丈夫です」
「じゃあ、…食べようか…」

 真斗は自分の鼓動音が聞こえるほど、心臓がバクバク動いていた。頭にも血が上るほど暑かったから、かなり顔も赤いのだろう。

「はいっ」

 春歌は笑顔で返答した。






「やっぱり銀紙の味がします」
「まだ緑色だからだな。秋ごろになったら林檎特有の味がするだろう」











うきゃーまさやん可愛いいいいい!!(((

うた☆プリ熱が冷めない…!
よく、放送終了後に熱が出始める奈生です。キリッ

PSP買っちゃうよ!多分!
そんで、ゲーム買うよ!多分!

8月に出たゲームと、来年の3月にでるゲームを買うと思う。wktk


つーかまさやんってリアルで言わんよ
普通にダム様って言ってるんだけどね

[ 1/1 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -