* 6話

「ただいまー」
「ん、お帰り」

生徒会のために遅くなった夢叶。由姫は新聞を読んで待っていた。
じゃあ今日はオセロをしよう。といってオセロを開始する。
夢叶が勝つ。
晩御飯を食べに行こう。といって食堂に向かう。
お腹いっぱい。
じゃあ私はお風呂に入る。といって夢叶は脱衣所へ向かった。
今日の事を思い出して、愚痴りながら服を脱いで、洗濯機の中にいれる。

「…あんなの嘘よ…」

靴下を脱いで、ネットの中にいれる。洗濯機の中にいれる。下着を脱いで、ネットの中にいれる。洗濯機の中にいれる。
お湯をかける。バスタブの中につかる。

「まだこの世にいたんだ。あんな軽い男の人」

ため息をつく。ため息をつく。
バスタブからでる。頭を濡らす。シャンプーで髪を洗う。

「気持ち悪いッたらありゃしないわ」

頭のシャンプーを洗い流す。タオルを取って、体を洗う。体の泡を洗い流す。コンディショナーをつけて、洗い流す。

「ドラムに友達居たっけ」

バスタブに入る。少し入浴剤を加える。

「…えっと…優子がいたかな」

頭を掻く。

「優子に会えるかなー」

バスタブから出て、風呂場からでる。
風呂場に入ってから、出るまで、トータル5分。

「おっと、下着がない」

バスタオルを体に巻き、自室へ向かう。

「しったっぎー」

箪笥の中から、結構新しめの下着を取る。
そのまま下着を着用する。脱衣所に戻り、寝巻きを着る。
脱衣してから寝巻きを着るまで、トータル7分。


「あがったよー!由姫」
「早っ」

由姫が驚愕する。
読んでいた小説にしおりを挟んで、羽織っていたカーディガンをソファに脱ぎ散らかした。

「PCルームに遊びに行っていい?」
「いいけど。あとで行くから」
「了解〜」
「あと、寝巻きの上になんか羽織っていきな」

由姫が脱衣所に入る。それを確認してから、夢叶はPCルームへ行く。

オンラインゲームを始める。…面白くなくてやめる。テトリスを始める。何とかできた。ソリティアをやる。はまった。
メモ帳をクリックし、作詞を始める。はまった。

作詞作業を始めて1時間、由姫が此処に来る。
作詞の修正をする。
完成したので、コピーする。

「これを提出しよう」
「すれば?」

部屋に戻る。
2人でTVを見る。
おもしろい。けれどすぐに終わる。
深夜アニメをリアルタイムで見る。
楽器の練習をするため、音楽室へ向かう。
練習する。終わったら午前5時。
1時間ぐっすり寝る。

これが夢叶と由姫の過ごし方。

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